空手は個人競技ですが,稽古はたくさんの人数で行います。一緒に稽古に取り組んでくれる仲間がいるから頑張れます。稽古を通してそんな仲間に対する敬意の気持ちを育てます。 また,稽古中はもちろん,合宿や遠征などで上の子が下の子のお世話をするのが宇野道場の伝統になっています。異年齢集団での活動で,優しい心が育っています。
大会だけの空手にならないように,基本・移動・型も丁寧に指導しています。動きが間違っている時は途中で号令を止めて正しい動きになるように説明をします。空手らしい,しなやかで美しく力強さも兼ね備えた技が身につくように指導を行います。春と秋の審査会では,OB達も参加して,正しい技が身についているかどうかをチェックしてくれます。
空手は全身運動です。上半身・下半身どちらも使うことはもちろん,左へのひねり右へのひねりどちらも行いますので,バランスよく体を鍛えることができます。また,冬場は,稽古に入る前に体を温めておきたいので補強運動に取り組みます。そして,大会前には,たくさんの数のミット打ちや組手をこなして心肺機能も高めています。